ISO認証取得

isoとは

スイスのジュネーブに本部を置く「国際標準化機構(ISO)」が定めた品質管理における国際規格で、安定した品質及びサービスを提供するための世界共通の規格です。
『品質マネジメントシステム』と呼ばれ、品質レベルが定められた要求事項を満たし、継続的、 かつ、安定してサービスや品質が向上していく状態であると認められた場合、認証を取得することができます。一言でいうと「世界基準のものさし」です。
製品に関する国際的な基準・取り決めを指します。

国際基準を各製品やサービスが満たせば、世界中で同じ品質・レベルの製品やサービス提供が可能になになるということです。
例えば私達の身近なもので言うとキャッシュカードやクレジットカードのサイズやネジ、印刷紙のサイズ、非常階段のマークもISOの規格によって標準化されています。
そして、そのISOには大きく2種類に分かれます。

先ほどご説明した「モノの規格」そして、今回ぽかぽか保育園が取得した「サービスの規格」です。
そのサービスの規格とは、モノではなく仕組みを規格化したものです。
つまり、ISO9001を取得している保育園はサービスの品質向上のため、人材育成から保育の提供までのプロセスを国際基準の管理体制の基行っているということです。
それは、最終的に提供される保育サービスについて、一定レベル以上の品質を保証していることを意味します。

認証取得で得られるメリット

一貫性のあるマネジメントを行うことができる

品質マニュアルを作成することで、普段行っている業務の「当たり前」を明確化するとこができます。
そして作成したマニュアルを実際に運用するとこで、業務内容や手順が明確になり業務の効率化が進み、共通認識の基業務を行うことができます。
また、マニュアルに従って業務を行うことで一定の品質を確保することができるので、職員によっての対応方法が異なるといったことが無くなります。
結果的に、サービスの品質を継続的に改善していく流れが確立され、常に良いサービスの提供をすることが可能となります。(PDCAサイクル)

「確かな」保障=安心・信頼に

常に一定のクオリティが担保されていることは、顧客(保護者や子どもたち)に信頼される保育園として最も重要な点だといえます。
この度取得したISO9001は保育の質や保育における業務手順の質を保証するものです。

正しい手順のもと提供された保育サービスは安心・安全な保育ということになりますので保護者の方からの更なる信頼につながっていきます。

またISOの有効期限は3年間ですが、取得後も毎年審査を受ける必要があります。
そのため必然的に常にPDCAサイクルを回して業務改善に取り組みマネジメントシステムを正しく運用し続けることができます。

なぜ取得を目指したのか

客観性のある証明による信頼の獲得のため

保育事業=制度に基づく公的な事業であり、運営に当たっては一部助成金や補助金が使用されています。
つまりは公金です。
したがって、私たちは関連法令を遵守したうえで園児や保護者の方々に納得・満足していただくサービスの提供が求められていると考えています。
また、保育園とは直接かかわりのない地域の方々や行政・企業の方々にも納得していただく事業展開が求められていると強く感じております。

では、どのようにしてぽかぽか保育園のサービスについて皆様に確認していただくのか?どのように証明することができればよいのか?
企業主導型保育園の枠組みは「認可外保育施設」です。
この「認可外」というイメージがある中でどのように他園との差別化を図るか。
これが私たちの課題でした。
そこで出会ったのがISO9001だったのです。
ISO=「国際的に通用する規格」が求める条件に適合することで客観的な証明を得たことになります。
したがって誰にでも納得していただけると考えました。

取得までの道のり

取得までの道のり
登録証