こんにちは♪ぽかぽか保育園 豊田園です！

今回のブログは、、、12月の制作【クリスマスツリーのギロ】です☆

今回も子どもたちは笑いあり、涙ありで一生懸命頑張って作りました！

 

《ねらい》

0歳児
・絵の具の感触を楽しむ
・ストローを引っ張ってみたりお友達の鳴らす音を聞いてクリスマスの雰囲気を味わう

1歳児
・音を鳴らしてクリスマスの雰囲気を楽しむ
・ダンボールスタンプを押すことを楽しむ

2歳児
・音を鳴らしてクリスマスの雰囲気を楽しむ
・クリスマスをイメージしながらダンボールスタンプや星でツリーを装飾する

 

《０歳児の様子》～絵の具の感触と「まだやりたい！」の気持ちを大切に～

絵の具体験に、最初はちょっぴり警戒心があった子どもたち。

でも、先生が優しく手を添え、一緒に絵の具に触れてみると、そのひんやりとした感触や、指で広がる色に夢中になっていきました。

次第に安心感を覚え、「もっとやりたい！」と、一人でぺたぺたと色を塗る姿が見られるようになりましたよ。

なかには、「まだやりたい！」と、なかなか手を洗うのを拒むほど夢中になる子どももいました。

私たちは、そんな子どもたちの意欲を何よりも大切にしています。

「もっとやりたい」という気持ちが、新たな発見や学びの原動力となるからです。

子どもの「したい」という気持ちを認め、満足するまで活動を楽しめるよう、再度時間を確保したり、気持ちを受け止めたりと、個別対応で寄り添う時間を大切にしています。

この時期にしか味わえない、五感をフルに使った製作活動は、子どもたちの豊かな感性を育む大切な時間です。

私たちは、子ども一人ひとりの心や欲求が満たされるよう、製作活動の時間にも工夫を凝らしています。

完成♡

《１歳児の様子》～集中力と工夫する楽しさ、ダンボールスタンプで表現～

4月に比べて、椅子に座って作業する姿勢や集中力がぐんと長くなった子どもたち。

この成長の姿に、私たち先生も感動を覚える毎日です。

今回は、ダンボールを筒状にしたスタンプを使って、ツリーをデザインしていきました。

「どんな模様になるかな？」と、完成形を楽しみにしながら、スタンプを押す強さや角度を変えることで、デザインが様々に変化することにも気がついたようです。

子どもたちは、自分なりの工夫を凝らしながら、最後まで楽しんで活動に取り組んでいました。

手や指先を使い、見本と同じように作りながらも、自分らしい表現を楽しむこの製作活動は、子どもたちの創造性を育むだけでなく、「自分でできた！」という達成感や自己肯定感を高めることにも繋がります。

完成♡

《２歳児の様子》

お話ができるようになった2歳児の子どもたちは、「サンタさん来るかな？」「クリスマスってなあに？」と、クリスマスについて先生やお友だちと楽しくおしゃべりしながら製作を進めました。

もうすぐサンタさんが来るという期待感を胸に、目を輝かせながら、集中して取り組んでいましたよ。

まっさらなツリーの土台が、徐々に華やかなクリスマスツリーへと変化していく過程も、子どもたちにとっては大きな喜びのようです。

ダンボールスタンプだけでなく、キラキラの星の飾り付けなども加えて、自分だけのクリスマスツリーを装飾していきます。

「ここに星をつけよう！」「ここは赤色がいいかな？」と、イメージを形にしていく楽しさを存分に味わっていました。

この製作活動を通して、子どもたちは季節の行事を理解し、表現する喜び、そして完成した時の達成感を味わうことができました。

完成♡

今回の「クリスマスツリーのギロ」製作は、0～2歳児の子どもたちが、それぞれの発達段階に応じた方法で、素材の感触、色の魅力、形を作る楽しさ、そして音を奏でる喜びを体験する、貴重な学びの機会となりました。