こんにちは!今日の給食の紹介です!
☆本日の献立☆
~離乳食中期・後期~
・7倍粥 ・3倍粥
・助宗タラと小松菜のとろとろ煮
・ブロッコリーと人参のだし煮
・みそ汁(大根・豆腐)
~幼児食~
・ご飯
・助宗タラの甘酢あん
・鶏肉とブロッコリーの炒め物
・味噌汁
・フルーツ(白桃缶)
☆本自治の真剣野菜☆-じゃが芋-
☆おやつ☆
きなこ玉・フルーツ(パイン缶)
お給食の様子を見ていると、好きな物は先に食べ、苦手な物はどうしても残ってしまうということがよくあります。
大人になると当たり前のように行っていますが、子どもにはご飯を口に含みながらおかずを食べる口内調味というものはあまり理解できません。というよりも、そもそも口内調味で食事するのは日本独特の文化で、子どもが行いがちな、主菜、副菜、と一品ずつ片付けて食していく「ばっかり食べ」が海外では通常です。それを考えると一概にばっかり食べが悪いと言えるんだろうか、、、と私自身も悩むところはあります。(海外の方からすると日本人の食事マナーはびっくりするそうですね。)
昔、学校給食で指導されていた三角食べも、まんべんなく食べるという点では良いのですが、あまり咀嚼せず汁物で流し込んでしまう食べ方になってしまうという難点が。今現在三角食べの指導はほとんどされていません。
ただでさえばっかり食べになりやすい時期ですので、どうしてもお米が残ってしまうんですよね。
お米のおいしさは乳幼児期には難しいのかもしれません。お米のおいしさは、咀嚼して唾液が混ざりあう事で、唾液に含まれる消化酵素により甘味を感じます。咀嚼もまだ十分ではなく、唾液の発達もまだ未熟です。また、唾液腺は咀嚼の動きに刺激されて発達していくのでよく噛むことを日常化していかないと、唾液の分泌量も増えていきません。
なので、「おいしさを楽しんでほしい(好きになってほしい)」のか、「食べてほしい」のかによってアプローチの仕方は微妙に変わってくると思いますが、どちらも共通して言えることは「よく噛むこと」だと思います。
食事が進むような環境作り、調理方法と言ったアプローチもありますが、まずは美味しさを感じ取れるような体づくりも大切な要素だと考えています。